転職したいと思うようになったら、
本当の不満をはっきりさせておきましょう。
不満の解消だけを目的とした転職は、
なかなか成功しないケースが多いです。
といっても、
「転職するからには、できるだけ不満は取り除きたい」
と考えるのが普通です。
そこで、
仕事の不満について考えてみましょう。
それは、自分で気づいている不満と、
本当の不満がずれている場合があるからです。
本当の不満はどこからくるのでしょうか?
たとえば、「上司と考えが合わないから転職したい」と考えている人がいるとします。
その一方で、
「上司とは意見が合わず不満だけど、
仕事にはやりがいを感じているから多少の不満は我慢できる」
という人もいます。
不満を我慢できるかできないかの違いは、
自分が最も重視する点(絶対に譲れない条件)が
職場でクリアされているかどうかです!
自分が最も重視する点が職場でクリアされないと転職を考えます。
何よりもやりがいを重視する人は、仕事にやりがいを感じていると、
多少の人間関係の不満は我慢できるでしょう。
「今の職場ではキャリアを積む」という明確な目的がある人は、
それが実現できる職場であれば、
待遇の悪さもさほど気にならないかもしれません。
仕事に対して、自分が最もこだわっている点が満足できていると、
多少の不満はカバーできる場合が多いのです。
今抱えている不満は、「絶対譲れない条件」が
クリアされていないせいかもしれません。
自分では、職場の人間関係が不満と思っていても、
実はその裏に、「今の職種にやりがいを感じられない」
という不満がある可能性もあるのです。
「自分は何をやりたいのか?」が大事です!
本当の不満を見極めないと、何度転職しても
再び不満が生まれることになってしまうので注意が必要です。
本当の不満を見極めるのは、
仕事に対して「絶対に譲れない条件」を探すことでもあります。
職場環境、勤務地、待遇面など仕事に求める条件は多くありますが、
絶対の条件とは、
「自分のやりたいことができる職場かどうか?」
ということでしょう。
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